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知りたいから書く

阿川佐和子の世界一受けたい授業② ― 塩野七生

塩野さん曰く
「知りたいと思ったことを、今、私は自分で書くことによって知りつつあるんですよ」

「それが学者と作家の違いの一つね。学者は自分の知っていることを書く、作家は自分が知りたいと思うことを書く

ふ~んという感じですね。

ここで素朴な疑問。塩野さんはそういうけど、他の作家はどうなんでしょう? 同じような感覚なんでしょうか。

それにしても、知りたいから書くというのは新鮮ですね。

翻って、僕はなぜブログで文を書くのかと考えました。
「それは、心動かされたから」と答えておきましょうか。

心動かされると言いますが、それにはいろんな動かされ方がありますね。感動もあれば感銘もある。驚き、新鮮さ、興味津々もあれば逆方面の冷笑や無感動(積極的無感動?という感じかな・・・)など。それから腹立たしさやいたたまれない思いもあります。

ちょっとした自己分析をしてみました(笑)


本題に戻って、塩野さんの話を続けます。
「どうして原書を読むかと言いますが、書いた人の声を聞くためなんです。
福田恆存先生が、文章とは意味を伝えるだけではなく、肉体の生理を伝えるものだとおっしゃってますけど、原書を読むと書いた人の肉体上の生理を感じる」

ちなみに塩野さんは「ローマ人も物語」その他を書いていますが、ここでいう原書は、ラテン語、ギリシア語、イタリア語、英語です。


さらに続けます。
「書き手として書き手のものを読むから、この人は何でこんなことを書いたのか、なぜこう書かざるを得なかったのか、なぜ他の人が書いていることを彼は書いていないのかとか。私はデータの背後にいるデータを書いた人間に思いがある」

これはおもしろいですね。具体的な事例で講義してもらいたいな。歴史の授業で、こういう授業があったら絶対受けたいですね。


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