音楽の文法
「阿川佐和子の世界一受けたい授業」の授業①は小澤征爾さんとの対談。

小澤さんの師匠の斎藤秀雄が“音楽の文法”という言葉を使っています。
音楽に文法なんてあるの?と頭をひねってしまいますが、この対談の中で具体例をだして説明しているところがあります。
「10人のピアニストがいれば、10通りのベートーヴェンのソナタを弾くけど、その10通りの中に、聴いている人が納得する共通点が必ずある、それが文法だと言うんです」
なるほど!という感じですね。納得しました。
あと印象的な箇所が2つ。
斎藤秀雄は小澤さんら教え子に「音楽は表現するものだ」と叩き込んだということ。
当時は、音楽は正しい音を弾けばいい、間違いなく弾ければいいという考え方が強かった時代にである。
バーンスタインはアシスタントをしていた小澤さんに「伝統なんか考えないで、自分がスコアを読んだ、その感覚を信じろ。自分のその時の知識とか年代で分かったことをやるのが一番いいんだ」とアドバイスしたこと。
次の授業は塩野七生です。これも楽しみ!
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小澤さんの師匠の斎藤秀雄が“音楽の文法”という言葉を使っています。
音楽に文法なんてあるの?と頭をひねってしまいますが、この対談の中で具体例をだして説明しているところがあります。
「10人のピアニストがいれば、10通りのベートーヴェンのソナタを弾くけど、その10通りの中に、聴いている人が納得する共通点が必ずある、それが文法だと言うんです」
なるほど!という感じですね。納得しました。
あと印象的な箇所が2つ。
斎藤秀雄は小澤さんら教え子に「音楽は表現するものだ」と叩き込んだということ。
当時は、音楽は正しい音を弾けばいい、間違いなく弾ければいいという考え方が強かった時代にである。
バーンスタインはアシスタントをしていた小澤さんに「伝統なんか考えないで、自分がスコアを読んだ、その感覚を信じろ。自分のその時の知識とか年代で分かったことをやるのが一番いいんだ」とアドバイスしたこと。
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