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クリスマスって

クリスマスって何の日か知っていますか。

日本の子供たちにとっては、サンタクロースが来る日かもしれません。
仕事熱心な大人の方にとっては、クリスマス商戦という大きなイベント(?)かもしれません。
こんな感じで、クリスチャンでない日本人にはパッと答えを出す人数は少ないかもしれません。

キリスト教界では、イエス・キリストの誕生日と言われています。

ところが、実際はそうでないようです。この本にこう書いてありました。
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「聖書にイエス・キリストが冬至の頃に生まれたという記述はない。
しかしローマ帝国内でキリスト教の普及を図った人々は、帝国内で信仰されていたミトラ教(太陽を神と崇める宗教)が12月25日を太陽神の誕生日と考えていたため、イエス・キリストのそれに合わせ、帝国内の住民がキリスト教に転向する上での心理的な抵抗を少しでも軽減させようとした」(P49)

そんな事情があったようです。


古代ゲルマン信仰の最高神はオーディン(今日ではヴォータンと呼ばれることが多い)です。
「オーディンは12月25日から1月6日までの12日間、死者たちの軍勢を率いて地上を荒れ狂う、という大昔のゲルマン信仰では信じられていた。それが12夜である。
12夜の最初の日をキリスト教はクリスマスとし、最後の日を公現節(3人の博士がイエスの誕生を祝って訪れる日)と定め、古代ゲルマン信仰を打ち消そうとした
このように古代ゲルマン信仰にゆらいするさまざまな風習がキリスト教にとって都合の良いように作り変えられて」いきました。 (P53)


サンタクロースについては、こんなことも書いてあります。

「日本やアメリカではサンタクロースはクリスマス・イブにやってくると信じられているが、これはじつは誤りで、ヨーロッパで今日も祝われている風習では12月5日から6日にかけての夜に訪れる」
そうですよ。


この本は、グリム童話のことばかり書いてあるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
副題にある「ヨーロッパ文化の深層へ」の通り、深層に関する記述があります。キリスト教化される以前のヨーロッパへの論考を含んでいるのです。
思わぬ収穫でしたが、ちと難しい(苦笑)

グリム兄弟は、メルヘンを収集しましたが、それはキリスト教化される前のヨーロッパにあった神話の残滓であると考えました。
この観点を意識しながらグリム童話を読むと、深い世界が見えてくるかもしれません。

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