菜の花忌
今日は「菜の花忌」
司馬遼太郎が亡くなったのは1996年2月12日。あれから17年になります。
今読んでいる司馬さんの小説は「翔ぶが如く」、約1年前に読み始め、なんとか7巻までたどり着きました(苦笑)
まさに西南戦争勃発のところを読んでいます。
1876年1月に密偵(?)が薩摩に入り、鹿児島の私学校側は西郷暗殺という情報を手に入れます。また政府による武器弾薬庫からの持ち出し等があり、これらが発火点となって暴発します。
そして2月15日、西郷が鹿児島を進発して西南戦争が始まります。
まさにタイムリーなところを読んでいるわけです。137年前の出来事ですが、少しばかりリアルタイムで見ているような感覚があります。
話変わりまして
今日、小学校の同級生の葬儀がありました。
駅のホームで心筋梗塞で倒れたとのことです。あまりにも突然なので驚いています。
葬儀会場で同級生が「親や叔父叔母の葬式だけでなく、同級生の葬式もするような年齢(とし)になったか」と言いました。
「人間五十年」と歌った敦盛の時代なら、亡くなっても不思議でない年齢になりましたが、今や平均寿命が70や80といっている時代です。「まだ若いのに」と言われる年代です。
複雑な心境です。
それから浄土真宗式の葬儀を経験しました。我が町は禅宗(臨済宗や曹洞宗)のお寺が多く、葬儀はほとんどそれです。だから真宗のものは初めてかもしれません。
読経の節回し(?)が全然違います。なかには4分の4拍子2小節を1フレーズにした読経が延々と続く部分がありました。それに木魚を使いません。
葬式仏教と揶揄されますが、いろいろとあるんだなと思いました。
ついでにもう一つ。
今日の読経ですが、何を言っているかさっぱりわかりません。時折わかる言葉が出てくれば、死者を悼んだり、生と死について思いを致したりと、ぼ~っと座っている数十分を更に意味あるものにしてくれるかもしれません。
稀に思うのですが、経文には深遠な思想が込められているはずなのですが、現代語訳したものがどれほどあるでしょうか?
仏教界の方は、仏教を深く広めよう、仏教思想によって日本人の心を豊かにしようという意志があるなら、お経を現代語訳して広めるべきだと考えます。
まあ、葬式仏教に堕している現状や、檀家の子守りみたいなことに汲々している状態では攻めの姿勢をとることもできないかもしれませんが。
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司馬遼太郎が亡くなったのは1996年2月12日。あれから17年になります。
今読んでいる司馬さんの小説は「翔ぶが如く」、約1年前に読み始め、なんとか7巻までたどり着きました(苦笑)
まさに西南戦争勃発のところを読んでいます。
1876年1月に密偵(?)が薩摩に入り、鹿児島の私学校側は西郷暗殺という情報を手に入れます。また政府による武器弾薬庫からの持ち出し等があり、これらが発火点となって暴発します。
そして2月15日、西郷が鹿児島を進発して西南戦争が始まります。
まさにタイムリーなところを読んでいるわけです。137年前の出来事ですが、少しばかりリアルタイムで見ているような感覚があります。
話変わりまして
今日、小学校の同級生の葬儀がありました。
駅のホームで心筋梗塞で倒れたとのことです。あまりにも突然なので驚いています。
葬儀会場で同級生が「親や叔父叔母の葬式だけでなく、同級生の葬式もするような年齢(とし)になったか」と言いました。
「人間五十年」と歌った敦盛の時代なら、亡くなっても不思議でない年齢になりましたが、今や平均寿命が70や80といっている時代です。「まだ若いのに」と言われる年代です。
複雑な心境です。
それから浄土真宗式の葬儀を経験しました。我が町は禅宗(臨済宗や曹洞宗)のお寺が多く、葬儀はほとんどそれです。だから真宗のものは初めてかもしれません。
読経の節回し(?)が全然違います。なかには4分の4拍子2小節を1フレーズにした読経が延々と続く部分がありました。それに木魚を使いません。
葬式仏教と揶揄されますが、いろいろとあるんだなと思いました。
ついでにもう一つ。
今日の読経ですが、何を言っているかさっぱりわかりません。時折わかる言葉が出てくれば、死者を悼んだり、生と死について思いを致したりと、ぼ~っと座っている数十分を更に意味あるものにしてくれるかもしれません。
稀に思うのですが、経文には深遠な思想が込められているはずなのですが、現代語訳したものがどれほどあるでしょうか?
仏教界の方は、仏教を深く広めよう、仏教思想によって日本人の心を豊かにしようという意志があるなら、お経を現代語訳して広めるべきだと考えます。
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