人間の器量(1)

昨日の新聞に「小澤征爾 食道がん 6ヶ月静養」とあり、ビックリしました。

ここ5年ほどでしょうか?病気等で長期に休まれています。心配になります。
常に前線で太く活躍されてきたので、これからは細くでいいから(本当は太いほうがいいんだけど…)長く活躍してほしいと思っています。


正月に読んだ本から
福田和也「人間の器量」新潮新書

福田さんの本は1,2冊よんだことがあり、硬派の人というイメージがある。それとタイトルと帯の「なぜ日本人はかくも小粒になったのか」にひかれて購入。

<序章 器量を問う事>はなかなかの逸品。
今の日本に人物がいないことを憂え、詩文調で書かれた文は、格調高くかなり読ませるものになっている。

序章が立派なぶん<第3章 器量を大きくする五つの道><終章 今の時代、なぜ器量が必要なのか>が、やや見劣りするものになっている。これが残念。


序章の問いかけの一つに、今というご時世人間の見方が薄っぺらになっていないか。人物評価の基準が1つか2つになっているのではないか、というのがあります。
「能力があるか、ないか。感じがよいか、嫌か。いい人か、悪い奴か。その程度の事で、もて囃されたろ、貶められたりする。昨日までの人気者が、あっという間に、踏みにじられる。さきほどまで、もち上げていた人を、一刀両断して何の疑問も感じない。その変わり身を恥じる事もない。」(P7?8)

人間というものは多面的で複雑な存在なのに、白か黒かでばっさりきっていいものだろうかと問いかけているわけです。

長くなりましたので今日はこのあたりで。続きは次回に。
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