「動乱のインテリジェンス」より

「動乱のインテリジェンス」より印象的な部分を抜書きします。

「戦後の日本外交というのは、良くも悪くも、外務官僚、とりわけ、条約交渉を主導する条約官僚に牛耳られてきた」 (P9) 

条約官僚という言葉を初めて知りました。しかもそこが日本外交を牛耳っていたとは・・・

「条約の文案をあれこれ工夫して、近隣諸国と平穏な関係を築くことに腐心する文字面の外交で凌いでいく時代は過ぎ去りつつあります」(P12)

昨年の中国の反日デモ、あれは凄かったし、それに対して日本人の反感も相当募ったはず。民族感情のマグマは文字面の表面糊塗ではどうにもならないような気がします。


佐藤さんは、世界の状況を新・帝国主義という言葉をつかって説明します。
「外部世界からの“収奪”と“搾取”を強めて自国の生き残りを図り、繁栄を築くこと」である。だから
「自国の要求を最大限に主張し、それに相手国が怯んで、国際社会も沈黙するようなら、その機に乗じて自国の権益を拡大させていこうとする」

よくわかりますね。実例が近隣諸国にあるから。

こういうなか日本は生き抜いていかなければなりません。
「日本は帝国主義の草刈り場になっている」(P197)というのです。まさにそんな感じですね。
日本外交、しっかりしろ!と言いたい。


係争の地は指導者の器量を洗いだす」という言葉があるそうです。
手嶋さんは言います。
「極端な愛国主義や軍事強硬策の台頭を許してしまうのは、政治指導部が国益を守るために毅然とした外交を推し進めない時なのです」(P25)

安倍さん、岸田さん、頼みますよ!


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